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脳神経外科の看護師は観察するときに何を見ている?

脳神経外科ならではの見落としてはいけないことって何?

看護師は、どの科でも命に関わる大切なお仕事ですよね。

じゃあいったい脳神経外科ではどんなことに注意して患者さんを観察したら良いのか、そんなあなたの疑問が少しでも解決できるように、脳神経外科の看護師が見落としてはいけない観察項目について、お話します。

脳神経外科の看護師が観察するとき見落としてはいけないこと・・・命に直結する観察

脳神経外科の病気といっても、脳出血・脳腫瘍・頭部外傷などさまざまです。

更に同じ病名であってもそれがどこの部位で起こっているかによって、現れる症状が違います。

本来ならば、その病気が起こっている部位から予測される症状を考え、目の前の患者さんに実際に起こっている症状は何なのか、それはどの程度なのかを観察する必要があります。

脳神経外科の看護師として働いた経験と知識のあるベテラン看護師はそうやって、脳神経外科の患者さんを観察しています。

でも、新卒だったり、脳神経外科で初めて働く人にとっては、いきなりそのような観察をするのは難しいかと思います。

まずは、血圧・脈拍・体温といった基本的なことの他に、意識レベル・瞳孔(左右差や対光反射)・麻痺・頭痛・嘔気を確実に観察できると良いです。

特に意識レベルの低下や、瞳孔の変化、麻痺の悪化は、病状が悪化した可能性が高く、素早い医師への報告が必要になります。

また、血圧の上昇は出血の拡大を起こす原因になるので、医師の指示に基づいた厳重なコントロールが大切です。

脳神経外科では、意識障害や失語症などで自分の症状を人に伝えられない患者さんも多くいます。

でも、病状が悪化している時には上記の症状の変化が現れます。

自覚症状を言葉で表現できなくても、他覚的な変化は表れていることが多いので見逃さないようにすることが大切です。

脳神経外科の看護師が観察するときに見落としてはいけないこと・・・命には直接関わらないけど大切な観察

脳神経外科の急性期では、患者さんの命を救うことが重点的になりがちです。

もちろん患者さんは治療のために入院しているので、身体的な観察は当然大切です。

でも身体的な変化は、精神的な変化も起こします。

特に、意識障害はないけれど症状が強く出ている患者さんや、失語症の患者さんは精神的なショックが強いです。

身体的な観察だけに追われずに、患者さんの気持ちに寄り添った精神面のサポートも重要な看護のひとつです。

また、私が実際に働いていて思ったのが便秘になる患者さんが多いことです。

便秘になると、怒責時の血圧の上昇や脳圧にも影響が出るので、排便コントロールが必要になります。

排便のことはけっこう見落とされることもあるので、しっかりチェックできるようになると良いと思います。

脳神経外科の看護師が観察するときに見落としてはいけないこと・・・患者さんの安全を守るために必要な観察

脳神経外科では、認知障害や麻痺などの運動障害がある患者さんが多いので、転倒・点滴などのライン抜去・薬の飲み忘れなどの事故が起こりやすいです。

訪室の度に、ナースコールは押せる位置にあるか、ライン類が体に絡まっていないか、薬の飲み忘れはないかなどの観察が必要です。

また、嚥下障害のある患者さんも多いので、食事の時にはムセがないか、食事の形態は適しているかといった観察をしたりリハビリ士と患者さんに合った食事介助の方法などを話し合ったりします。

脳神経外科の看護師が行なう観察項目について全てを書ききることは難しいので、私の実務経験をもとに感じた大切なことについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

「このぐらいなら、今までもしてきたし大丈夫。」

「こんなにいろいろしないといけないなんて・・・。脳神経外科はやめようかな。」など感想はさまざまだと思います。

もし何らかの不安を感じておられるなら、転職サイトの担当者に相談してみると良いと思います。

その思いがぼんやりとしたものでも、担当者に伝えることで明確になったり、不安の解決の糸口となりきっとあなたに合った病院を紹介してもらえると思います。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ脳神経外科の看護師 求人を探している人、この指とまれ! 編集部

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