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脳神経外科の看護師の仕事内容っていったいどういうものなんだろうか?
そんな疑問をもってこのサイトを訪問された方が多いのではないでしょうか。
病院のパンフレットやホームページを見ても、具体的な詳しい内容までは載ってないですよね。
そこで、実際の脳神経外科 看護師の仕事内容を私の経験をもとに紹介したいと思います。
目次 [目次を隠す]
脳神経外科の看護師の仕事内容・・・検温や全身状態の観察を行ない、異常の早期発見に努める

脳神経外科の看護師の仕事内容のひとつは、検温や全身の観察を行ない、異常の早期発見に努めるということです。
これは、脳神経外科だけでなく全科で共通することですよね。
ただ、脳神経外科は脳の中の病気なので、骨折をしたら痛みや腫れとして表れるといったような直接的な情報からでは分からないものが多いです。
だからといって、脳神経外科の看護師の仕事内容は他科に比べて特別難しいというわけではありません。
脳の中で起こっている異常は、意識レベル・麻痺・瞳孔といった客観的なものや、頭痛・嘔気・めまいなどといった主観的なものに表れます。
これらの症状が強まっていないか、新たに表れた症状は無いのかということを観察することが大切になります。
実際に、それまでは何ともなかったのに私の勤務時間で突然麻痺が進行し、CTをとると脳出血が拡大していたということもありました。
「あれ?何だかおかしいな。」というあなたの気づきが、患者さんの命を救うこともあります。
脳神経外科の看護師の仕事内容・・・残存機能や能力の維持・拡大をする

脳神経外科の看護師として、患者さんの残された機能や能力を理解し、それの維持・拡大に努めることはとっても大切な仕事内容です。
一般的には、「麻痺」イコール「介助が必要」だと思われがちですが、実際はそんなことはありません。
麻痺の程度にもよりますが、病気になる前より時間はかかっても、ひとりで着替えたり、トイレに行けたりします。
歩行や車いすが難しい場合でも、退院後はベッドサイドにポータブルトイレを置くことで、ひとりで排泄ができる場合もあります。
動作がゆっくりだとついつい介助をしたくなりますが、やり方のコツや注意点をアドバイスし、患者さん自身でできるところは見守り、自分でしてもらうことが大切です。
できる部分まで介助を続けていると、残された機能が低下してしまい自立の妨げになることもあるので、家族にも、患者自身でできることや必要な介助を、具体的に説明したり一緒に練習をしたりします。
脳神経外科の看護師の仕事内容・・・精神的な援助や社会的側面からのサポート

脳神経外科では脳出血や脳腫瘍など、障害の起こった部位や大きさにより表れる症状は様々です。
軽い麻痺があっても、治療によって改善し自立した生活が送れるようになる人もいれば、麻痺が残り生活に援助が必要になったり、失語や呂律困難により自分の思いをスムーズに相手に伝えることができなくなる人もいます。
今まで普通の暮らしをしていたのに、突然病気になり今まで通りの生活を送れなくなることは、精神的なダメージも大きいです。
また、今後自宅で介護していかなければならない家族の不安も大きいです。
脳神経外科の看護師の仕事内容として症状の変化だけでなく、患者さんや家族の心の変化にも気づき、サポートすることが大切です。
必要に応じて、家族に介護サービスについての説明を行なったり、退院後の生活についてケアマネージャーも一緒にカンファレンスを行なったり、社会的側面からのサポートも重要な仕事内容です。
脳神経外科の看護師の仕事内容を、私の実務経験を元に紹介しましたが、あなたにとって惹かれる仕事内容はありましたか?
逆に、こういうのは自分には向かないなといった仕事内容もあったかも知れません。
もし、あなたがひとつでも興味を持ち惹かれる仕事内容があったなら、ぜひ転職サイトに登録し、相談することをオススメします。
あなたのやりたいことや苦手なことも含めて、あなたに合った病院を紹介してくれます。


執筆者情報
脳神経外科の看護師 求人を探している人、この指とまれ! 編集部
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